Macのスクリーンタイムをオフにするには、アップルメニュー>「システム設定」>「スクリーンタイム」を開き、下までスクロールして「アプリとWebサイトのアクティビティ」をオフにします。 macOS Montereyまでは、サイドバー左下の**「オプション」から右上の「オフにする」をクリックする形でした。スクリーンタイムパスコードを設定していれば、先に入力を求められます。オフにするとそのMacでの計測が止まり、使用履歴が消え、そのMacに入っていた「アプリ使用時間の制限」と「休止時間」**のスケジュールも削除されます。そしてほぼ全員がつまずくのが次の点です。iPhone側の制限は、これでは消えません。
macOSでスクリーンタイムをオフにする手順
「システム環境設定」が「システム設定」に変わったときにAppleがこの項目を移動させたため、手順はmacOSのバージョンで分かれます。
macOS Ventura以降(システム設定)
- **アップルメニュー>「システム設定」**を開く。
- サイドバーの**「スクリーンタイム」**をクリック(下にスクロールが必要な場合あり)。
- パネルを下までスクロール。
- **「アプリとWebサイトのアクティビティ」**をオフにして確認。
- 求められたらスクリーンタイムパスコードを入力。
macOS Montereyまで(システム環境設定)
- **アップルメニュー>「システム環境設定」>「スクリーンタイム」**を開く。
- サイドバー左下の**「オプション」**を選択。
- 右上の**「オフにする」**をクリック。
- 求められたらパスコードを入力。
どちらの場合も、レポートはすぐ空になり、そのMacに保存されていたスケジュールは消えます。オンに戻すと記録はゼロから再開。それまでの数週間はどこにも保管されていません。
オフにしたのに制限が残っているのはなぜ?
Macのスクリーンタイムでいちばん分かりにくいのがここで、理由は単純です。**「デバイス間で共有」**です。
この設定がオンだと、同じApple Accountでサインインしている全デバイスが1つの合算レポートと1組の制限を共有します。Macでオフにすればそのマシンは共有プールから外れますが、iPhoneやiPadは自分のルールのコピーを持ったまま実行し続けます。さらに厄介なのは、共有がオンのままMacで制限を削除して、あとからサインインし直すと、同期で静かに復活することがある点です。
混乱しない順番はこうです。
- 各デバイスで「スクリーンタイム」を開き、まず**「デバイス間で共有」**をオフにする。
- これで各デバイスが独立した設定を持つ状態になる。
- その上で、1台ずつオフにする(または個別の制限を削除する)。
逆に、Mac・iPhone・iPadを通した使用状況を1つの数字として把握したいなら、「デバイス間で共有」はオンのままで構いません。ただし週次レポートの数字は合算だと覚えておいてください。「思ったより多い」と感じる原因の大半はこれです。
オフにすると何が消える?
iPhoneと同じ取引です。一時停止ではなくリセットになります。
| 失うもの | 完全にオフにする | 制限を1つだけ削除する |
|---|---|---|
| 日別・週別の使用状況レポート | 消える | 残る |
| そのMacの過去データ | 復元不可 | 残る |
| すべてのアプリ使用時間の制限 | 全部削除 | 選んだ1つだけ |
| 休止時間のスケジュール | 削除 | 残る |
| コンテンツとプライバシーの制限 | クリア | 残る |
| コミュニケーションの制限 | クリア | 残る |
困っているのが特定の1つの制限だけなら、**「システム設定」>「スクリーンタイム」>「アプリ使用時間の制限」**でその制限を選んで削除しましょう。レポートは残したまま、望んでいなかった摩擦だけを外せます。
Macのスクリーンタイムパスコードを忘れたら?
パスコードなしでは、macOSは計測の停止も制限の編集も許可しません。リセットの手順は次のとおりです。
- **「システム設定」>「スクリーンタイム」**を開く。
- **「スクリーンタイムパスコードを変更」をクリックし、もう一度「スクリーンタイムパスコードを変更」**を選ぶ。
- パスコードを設定したときに使ったApple Accountのメールアドレスとパスワードでサインインする。
- 新しいパスコードを設定する。
なお、「スクリーンタイムパスコードの復旧」を設定していなかった古い環境や、会社・学校が構成プロファイルで管理しているMacでは、利用者側から回避する道はありません。鍵を持っているのは管理者です。ちなみにiPhone側でも同じ問題が起きたときの流れはほぼ共通で、リセットに必要なのは端末のロック解除用パスコードではなく、設定時のApple Accountです。
Macの制限がiPhoneより早く無視される理由
このページにたどり着く本当の理由なので、はっきり書いておきます。MacのスクリーンタイムはiPhoneよりも明らかに緩いのです。Webサイトのブロックが確実に効くのはSafariだけなので、ブロックしたサイトもChromeやFirefoxなら普通に開けます。アプリを終了して開き直すのに摩擦はほとんどありません。そして制限画面には、iOSと同じワンクリックの逃げ道が用意されています。
だから多くの人がたどる正直な流れはこうです。意気込んで制限を設定し、2週間以内に無視するようになり、腹が立って全部オフにするためにここへ来る。これは意志が弱いのではありません。ワンクリックで消せる制限は、そもそも制限ではなかったのです。手数の増えた通知にすぎません。
「MacBookに何カ月もアプリ使用時間の制限を入れていましたが、一度も守れませんでした。ブロックが効くのはSafariだけで、自分は全部Chromeで作業していますから。オフにしたのは、2週目にはもう事実だったことを認めただけです。」 — 拓也(バックエンドエンジニア・34歳)
代わりに何をすればいい?
現実的な選択肢は3つ。コミットの軽い順に並べます。
- 計測は残して、うるさい制限だけ消す。 週の数字は正直なまま手元に残り、どうせ無視していた摩擦だけがなくなります。強制せずに測るだけ、というのは何も悪いことではありません。
- 「1日◯分」から「時間帯」に切り替える。 1日の持ち時間制は、夜11時にあなたと言い争いになります。時間帯なら言い争いになりません。決めた時間のあいだ、そのアプリは単に使えないだけです。
- ノートPCより先にスマホを直す。 ほとんどの人にとって、本当の問題はMacではありません。ノートPCの時間は大半が仕事で、スマホの時間は大半が漂流です。どちらか1台しか直さないなら、1日に90回持ち上げるほうを直してください。
Unscrolはどう役立つ?
範囲をはっきりさせておくと、UnscrolはiPhoneとApple Watchのアプリで、Mac用アプリではありません。 問題が本当にノートPCにあるなら、macOSのスクリーンタイム+ブラウザ拡張という無料の答えで十分で、私たちの出番はありません。
Unscrolが効くのは、Macをどれだけ整理しても生き残る端末、つまりポケットの中のスマホです。AppleのScreen Timeフレームワークの上に作られているのでブロックはOSが実行し、見せかけのオーバーレイではありません。そのうえで、消せてしまう1日の予算制ではなく、時間帯でのブロックを採用しています。仕事の時間帯、就寝の時間帯といった枠を先に決めておくと、アプリのカテゴリごと自動的に遮断されます。ワンタップの「無視」ではなく、本当の例外のために短く意識的なバイパスだけが用意されています。

これから消そうとしている「計測」のほうも引き受けます。予想と実際の答え合わせは、実数を見せる前にあなたの見積もりを聞く仕組みで、このズレはどんなグラフより刺さります。**共通の連続記録(ストリーク)**は、簡単なチェックインをした日でも、45種類以上のチャレンジを1つ終えた日でも伸びるので、使いすぎを罰するのではなく、続けたことを積み上げるフィードバックになります。ブロックリストと使用状況のデータはiOSが端末内で処理し、Unscrolのサーバーには届きません。ダウンロードは無料。任意のPro版では、逃した1日を週に2回まで救えるStreak Saverが使えます。
よくある質問
Macのスクリーンタイムをオフにするにはどうすればいいですか?
アップルメニューから「システム設定」を開き、サイドバーの「スクリーンタイム」をクリックして、パネルを下までスクロールします。「アプリとWebサイトのアクティビティ」をオフにして確認すれば完了です。macOS Montereyまでは、サイドバー左下の「オプション」を開き、右上の「オフにする」をクリックする形でした。スクリーンタイムパスコードを設定している場合は先に入力が必要です。オフにするとそのMacでの計測が止まり、使用履歴が消え、そのMacに保存されていた「アプリ使用時間の制限」と「休止時間」のスケジュールも削除されます。
Macでオフにしたのに、iPhoneの制限が残っているのはなぜ?
「デバイス間で共有」がオンだと、同じApple Accountでサインインしている全デバイスが1組の制限を共有しているためです。Mac側でスクリーンタイムをオフにしても影響はそのMacだけで、iPhoneは自分の側のスケジュールを持ったまま実行し続けます。すべての端末から消したいなら、1台ずつオフにするか、先に「デバイス間で共有」をオフにして各デバイスを独立させてください。この順番なら、削除したはずの制限が同期で復活する、という分かりにくい状態を避けられます。
パスコードなしでMacのスクリーンタイムをオフにできますか?
できません。macOSはiOSと同じく、計測の停止や制限の削除の前にスクリーンタイムパスコードを求めます。忘れた場合は「システム設定」>「スクリーンタイム」を開き、「スクリーンタイムパスコードを変更」を選んでもう一度同じ項目をタップし、パスコードを設定したときに使ったApple Accountのメールアドレスとパスワードでサインインしてリセットします。会社や学校が構成プロファイルで管理しているMacの場合、パスコードは管理者のもので、利用者側から回避する方法はありません。